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新SPADセンサーにより夜間の監視性能を強化
新製品の「MS-510」は、近赤外光の感度を高めた新SPADセンサーを搭載しています。SPADセンサーは、画素に入ってきた光の粒子(光子)を数える「フォトンカウンティング」という仕組みを採用しているのが特徴です。

入射した光子が電荷に変換される際、瞬時に約100万倍に増倍して信号として取り出せるため、微量の光でも検出が可能です。また、光子をデジタルに数えることで、読み出しの際にノイズが混入しない仕組みとなっています。
注目ポイント
- 最低被写体照度0.0006luxを実現
- 放送用レンズで主流のバヨネットマウントに対応
- IP通信による遠隔制御と映像の一元管理が可能
Ms.ガジェット光をデジタルで数えるというSPADセンサーの仕組みは、暗所での監視において非常に強力な技術ですね。
厳しい環境下でも視認性を確保する画像補正機能
夜間監視や遠方監視では、暗所特有のノイズや大気の影響により映像の鮮明度が低下することが課題となります。本製品は用途に応じた画質設定を保存できる「カスタムピクチャー機能」を搭載しています。

監視用途のプリセット「CrispImg2(クリスプイメージ2)」では、シャープネスやノイズリダクションを最適化し、昼間は高精細に、夜間はノイズを抑えた映像を撮影できます。あわせて以下の機能も搭載されています。
- かすみ補正:かすみやもやの影響を抑えてコントラストを自動調整
- スマートシェード補正:逆光や明暗差の大きい場面で黒つぶれと白飛びを抑制
Ms.ガジェット環境に合わせて自動で補正してくれる機能は、24時間稼働する監視システムにおいて実用性が高そうです。
製品仕様と発売時期
「MS-510」は、キヤノンの放送用レンズを活用することで、夜間の遠方監視を支援します。詳細な製品情報は以下の通りです。

| 製品名 | 希望小売価格 | 発売日 |
|---|---|---|
| MS-510 | オープン価格 | 2026年5月下旬 |
なお、本製品はIP通信に対応しており、遠隔でのカメラ設定やレンズ操作、雲台制御が行えます。映像管理システムと連携することで、映像の一元管理も可能となっています。
Ms.ガジェットIP通信による遠隔制御が可能なため、国境付近やインフラ施設など幅広い現場での運用が想定されますね。
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