大東建託株式会社は、賃貸住宅の建設・管理などを手掛ける企業として、管理戸数約130万戸を誇ります。同社では、約18,000人のグループ従業員が利用する会計システムや営業支援、社内ポータルなどの中核業務を支えるため、従来はデータセンター上で多数のサーバーに分散して「Oracle AI Database」を運用していました。
しかし、ハードウェアの老朽化や複数データベースの個別維持・運用負荷の増大、ライセンス・コストの最適化が課題となっていました。また、事業成長に伴うデータ量増加や処理負荷の変動に対し、柔軟なリソース拡張が可能な基盤への刷新が求められていました。
高可用性とクラウド柔軟性を評価して採用
これらの課題解決に向け、大東建託は新たなデータベース基盤の構築を決定しました。「Oracle Real Application Clusters(RAC)」や「Oracle Data Guard」を活用した高可用性構成との親和性、データセンター設置ながらクラウドの柔軟性を享受できる点を評価し、「Oracle Exadata Cloud@Customer」の採用に至りました。

Ms.ガジェットコスト削減と性能向上を実現
「Oracle Exadata Cloud@Customer」への統合により、分散していたデータベース基盤を一元化。従来のオンプレミス更改と比較して、構築コストを約25%、運用コストを約32%削減する見込みです。
性能面では、ETL連携処理によるデータ統合が従来の約1時間から約15分へ短縮され、約4倍の高速化を達成しました。月次の料金計算および請求処理に要する時間も約306分から約141分へと約54%削減され、業務処理の安定性向上と繁忙期の処理遅延リスク低減に寄与しています。
Ms.ガジェット可用性と災害復旧の強化
可用性向上のため、データセンター内の複数の「Oracle Exadata Cloud@Customer」間で「Oracle Data Guard」によるレプリケーションを実施。また、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を活用したバックアップ環境を整備し、災害時の迅速な復旧を可能とすることで、事業のレジリエンス強化を図っています。
Ms.ガジェット導入担当者の声とソリューション概要
大東建託株式会社 情報システム課長 都築 淳氏は、「可用性、性能、拡張性を重視し、Oracle Exadata Cloud@Customerを採用しました。Exadata RAC構成との親和性を保ちつつ、データベース統合と運用負荷軽減を実現。ETL処理や請求処理の高速化により業務安定性と処理効率が向上し、事業成長やデータ量増加にも柔軟に対応できる基盤を整備できた」と述べています。
「Oracle Exadata Cloud@Customer」は、お客様のデータセンター内に設置されるクラウド・インフラストラクチャです。Exadataの高性能・高信頼性に加え、弾力的な容量拡張、サブスクリプション型価格、自動化された運用といったクラウドメリットを提供。AI、OLTP、分析などの最新ワークロードに対応し、データ・レジデンシー要件にも支援します。
Ms.ガジェット設計・構築支援は日鉄ソリューションズが担当
本プロジェクトの設計・構築にあたっては、日鉄ソリューションズ株式会社が支援を行いました。同社の経験と技術力が、大東建託のスムーズな移行を実現した一因となっています。
日本オラクル株式会社は、本移行が完了した段階で、期待されるコスト削減効果と性能向上成果を公表する予定です。今後も、AIデータベース技術を活用した企業のデジタルトランスフォーメーション支援を継続していくとのことです。
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