ワイセキュア株式会社(WiSECURE)は2026年3月27日、製造業・OT産業向けのセキュリティアーキテクチャとして、小型HSM(Hardware Security Module)を搭載した可搬型ツール「ORing Portable Shield(OPS)Pro」の公開を発表しました。これは、OT環境における監査信頼性をハードウェア起点で確立することを目的としています。
OPS Proの概要
OPS Proは、WiSECUREのハードウェアセキュリティ技術とORingのOTスキャン技術を統合した可搬型ツールです。USBデバイスとして動作し、プラグアンドプレイ方式で、ソフトウェアの追加インストールが不要です。接続するだけでマルウェア検査やエンドポイント診断を実行し、OT・IT双方のセキュリティ状態を可視化します。また、診断レポートを自動生成する機能も備えています。

Ms.ガジェットハードウェア起点の信頼性
従来のソフトウェア中心の対策では、検査端末が侵害された場合に結果の真正性を保証できません。OPS Proは、ハードウェアセキュリティモジュールを中核とすることで、不正環境下でも検査結果の信頼性を確保します。これにより、デバイス内部に信頼性を組み込む「ハードウェア起点」のセキュリティアーキテクチャを実現しています。

Ms.ガジェット主な機能
OPS Proは以下の機能を備えています。

- プラグアンドプレイ方式で、ソフトウェア追加インストール不要
- 接続するだけでマルウェア検査やエンドポイント診断を実行
- 診断レポートを自動生成
- 暗号化されたファイル転送
- 完全な操作ログの記録
- 監査対応可能なトレーサビリティ
Ms.ガジェット国際規格への対応
OPS Proは、SEMI E187やIEC 62443といった国際規格に対応したレポート生成をサポートします。12種類の国際規格対応レポートを自動生成し、企業のコンプライアンス対応を効率化します。これにより、設備のセキュリティ状態を定量的に評価できる環境を整えます。
Ms.ガジェットJapan IT Weekでの展示
本ソリューションは、2026年春に開催される「第23回 Japan IT Week 春」(会場:東京ビッグサイト)において、WiSECUREのブース(西1ホール W3-22)で実機デモが公開されます。OS管理者権限が侵害された状況下でも、データの真正性を物理的に守る仕組みを直接体験できる予定です。
Ms.ガジェットまた、WiSECUREは個人ユーザー向けモデル「SAMURAI Key」をAmazon.co.jpで公開中です。SDK不要で簡単な操作が可能で、機能評価に活用できます。
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