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古野電気、海事特化LLM「Llamarine」を学会で発表

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古野電気株式会社は、令和7年日本船舶海洋工学会秋季講演会において、Aitomatic, Inc.と共同開発した海事産業特化オープンソース大規模言語モデル「Llamarine」に関する研究結果を発表しました。

海事産業の課題とAI活用の必要性

海運業は世界の貿易の約8割を支える重要な産業ですが、気象変化の激化や多国籍クルー間のコミュニケーション、人材不足、国際規制の複雑化など、多様な課題に直面しています。当社はこれらの課題に対応するため、航海判断や規制適用を総合的に支援する「AIエージェント」の活用に取り組んでおり、その中核として海事特化大規模言語モデルの開発を進めています。

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海事産業の複雑な課題をAIで解決しようという取り組みは興味深いですね。

Llamarineの開発プロセス

Llamarineは、海事専門書籍、研究論文、国際規制文書などから構成した大規模データセットを活用し、海事分野で求められる知識を学習しています。基盤モデルとして「Llama 3.1 70B」を採用し、海事分野に特化した追加学習を行うことで、操船判断手順や規制適用のポイントを具体的に示す性能を実現しました。

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開発にあたっては、以下の目標を掲げました。

  • 海事専門書籍・論文・規制文書を活用した高品質データセットの構築
  • 海事特化言語モデルの開発とオープン公開
  • 海事特有の推論能力を評価するベンチマークの策定
Ms.ガジェット
海事専門用語に特化したLLMは、現場の実務に直結する便利なツールになりそうです。

高い評価結果

モデル性能は、「明確性」「実用性」「専門性」「論理構成」など6つの項目で評価しました。その結果、「Llamarine」は複数のオープンソースモデルおよび商用モデルを上回る総合スコアを記録し、特に操船シナリオや規制対応に関する具体性を持った回答に強みが確認できています。

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商用モデルを上回る評価結果は、技術力の高さを示していますね。

オープンソースとしての公開

本研究で構築したモデルおよびデータセットは、AIモデルやデータセットを共有・利用できるオープンソースAIプラットフォームHugging Face上で公開されています。これにより、国内外の研究者や開発者が活用できる環境を整備し、海事産業全体の技術検証や応用開発を加速させることを目指しています。

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今後の展開

古野電気では、画像やセンサーデータを扱うマルチモーダル化、船上利用を想定したリアルタイム応答の実現、より高性能な基盤モデルへの拡張などを推進する計画です。これにより、海事DXを支える次世代技術を提供していくとのことです。

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マルチモーダル化やリアルタイム応答の実現は、船上での活用を大きく広げそうです。
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