MENU
カテゴリーから検索
投稿月から検索

オラクル、Java 26をリリース AI・暗号化機能を強化、生産性向上の10JEPを搭載

〈景品表示法に基づく表記〉当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
オラクル、Java 26をリリース AI・暗号化機能を強化、生産性向上の10JEPを搭載 - 画像1

オラクルは本日、世界ナンバーワンのプログラミング言語および開発プラットフォームの最新バージョンである「Java 26」の提供を開始したことを発表しました。Java 26(Oracle JDK 26)は、開発者の生産性を向上させ、言語を簡素化し、開発者がAIと暗号化機能をアプリケーションに統合できるよう支援する、何千もの改善を提供します。

また、オラクルは開発者が開発の取り組みをさらに効率化し、強化できるようにするため、新しい「Oracle Java Verified Portfolio(JVP)」も発表しました。JVPは、オラクルがサポートするツール、フレームワーク、ライブラリ、サービスを厳選して提供するもので、JavaベースのUIフレームワークであるJavaFXおよびマイクロサービス用のJavaフレームワークであるHelidonの商用サポートなどが含まれます。あわせて、HelidonのリリースのスケジュールをJavaリリースと連携させ、OpenJDKプロジェクトとして提案する予定です。

[h2]主なJDK Enhancement Proposal(JEP)[/h2]

Ms.ガジェット
AIや暗号化など、現代のアプリケーション開発で重要なテーマに直接応える機能強化が印象的ですね。

言語機能・パフォーマンス関連

Java 26には、開発者の生産性を向上させる10件のJEPが導入されています。主なものを以下に整理します。

オラクル、Java 26をリリース AI・暗号化機能を強化、生産性向上の10JEPを搭載 - 画像2

JEP番号 タイトル 概要(短縮版)
JEP 530 パターン、instanceofおよびswitchのプリミティブ・タイプ(第4プレビュー) プリミティブ型に関連する制限を排除し、コード表現を統一。AI推論統合アプリの開発を効率化。
JEP 522 G1 GC: 同期の削減によるスループットの向上 ガベージ・コレクタとアプリケーション間の同期を減少させ、処理能力を向上。
JEP 516 すべての GC と連携するAhead-of-Timeオブジェクト・キャッシング 任意のガベージ・コレクタを使用したアプリケーションの起動時間を短縮。
主要なJEPの一部を抜粋。全10件のJEPが新機能として導入されています。

また、AI推論やデータ駆動型アプリケーションに役立つ「遅延定数(JEP 526、第2プレビュー)」、マルチスレッド処理を簡素化する「構造化された並行性(JEP 525、第6プレビュー)」、ベクトル計算を高速化する「Vector API(JEP 529、第11インキュベーター)」なども注目されます。

ライブラリ・セキュリティ関連

ライブラリ分野では、セキュリティと信頼性を高める「finalを最終値にする準備(JEP 500)」が導入されました。ディープ・リフレクションによる最終フィールドのミュートに関する警告を発行し、機密データやビジネスロジックの保護を強化します。また、HTTP/3プロトコルをサポートする「HTTPクライアントAPI用のHTTP/3(JEP 517)」により、マイクロサービスとAPI主導アプリケーションのネットワーク接続が改善されます。

セキュリティ面では、暗号化オブジェクトをPEM形式でエンコード・デコードする「暗号化オブジェクトのPEMエンコーディング(JEP 524、第2プレビュー)」の新APIが提供され、セキュアなJavaアプリケーションの移植性と相互運用性が向上します。さらに、業界標準のハイブリッド公開キー暗号化(HPKE)のサポートや、量子対応のJAR署名によるサプライチェーン強化なども行われています。

クリーンアップとその他の拡張[/h3]

レガシー機能の整理も進められ、非推奨となっていたアプレットAPIの削除(JEP 504)が完了しました。これにより、アプリケーションのフットプリント削減、パフォーマンス・安定性・セキュリティの向上が期待されます。

Java 26は、上述の10件のJEPに加え、組織のアプリケーションセキュリティ、信頼性、パフォーマンスを強化する数十の更新も含まれています。具体的には、G1 GCの改善、C2 JITコンパイラの拡張、HttpClientでのリージョンベースファイルアップロード、厳密なランタイムイメージ構築、JavaDocのダークモード対応などの新機能や改善が盛り込まれています。

[h2]JavaFXの商用サポート再導入とOracle Java Verified Portfolio[/h2]

Ms.ガジェット
JavaFXの商用サポート再導入は、高度なUIを必要とする企業や開発者にとって朗報と言えるでしょう。

オラクルは、AI主導のアプリケーションや分析エクスペリエンスを強化する高度でインタラクティブなビジュアライゼーションへの需要高まりに対応するため、JavaFXの商用サポートを再導入しました。JavaFXの商用サポートは、すべての新しいJavaバージョンと、Premier Support期間中のJavaバージョンで利用可能です。JDK 8でのJavaFXサポートは2028年3月まで延長され、JavaFX 25および26 for JDK 26は既に入手可能です。また、JavaFX 21、17、8の更新は2026年後半に予定されています。

新しい「Oracle Java Verified Portfolio(JVP)」は、オラクルによって完全にサポート・管理され、明確なロードマップとライフサイクル管理を備えたキュレーションされたエンタープライズ・グレードのコンポーネントセットを提供します。これには、JavaFX商用サポートに加えて、マイクロサービスフレームワークのHelidon、OracleのVisual Studio Code用Java Platform Extensionのオラクルサポートが含まれます。

Helidonは、Java仮想スレッドを使用して高速で軽量なマイクロサービスを構築するためのオープンソース・クラウドネイティブ・フレームワークです。Helidon AIとして拡張されており、Java開発者が高パフォーマンスのAIアプリケーションを構築できるよう支援します。JVPの導入により、開発者は複数のベンダーにまたがる個別のバージョニングやサポート管理から解放され、信頼性の高いエコシステムコンポーネントをオラクルから直接調達することでサプライチェーンリスクを軽減できます。

<h2]クラウドとサブスクリプション[/h2]

Ms.ガジェット
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)との連携強化は、クラウドネイティブなJavaワークロードのデプロイを検討する組織にとって魅力的な選択肢となりそうです。

Oracle Java Verified Portfolio(JVP)の提供対象

  • Java SE加入者およびOCIでJavaワークロードを実行するお客様:JVPのサポートが無料で提供されます。
  • その他の幅広いユースケースやユーザー:多くのポートフォリオコンポーネントへのアクセスと使用が無料です。

OCIは「Oracle JDK 26」をサポートする初のハイパースケールクラウドです。JavaをOCI上で利用することで、イノベーション促進、パフォーマンス向上、効率化、コスト削減といったメリットが得られます。OCI上では、「Oracle Java SE」や「Java Management Service」などの高度な機能を追加料金なしで利用できます。

「Oracle Java SE Universal Subscription」では、Java SE Subscription Enterprise Performance Pack、Java Management Service、トリアージサポートに加え、JVPが含まれるようになりました。これにより、IT部門は複雑性を管理しながらコストを削減し、セキュリティリスクを軽減できます。Java 26で提供される機能の詳細については、技術ブログ記事も併せて参照することをお勧めします。

最後までお読みいただきありがとうございました!

  • 本記事の評価は当サイト独自のものです。
  • 特段の表示が無い限り、商品の価格や情報などは記事執筆時点での情報です。
  • この情報が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
  • 当サイトに記載された商品・サービス名は各社の商標です。
  • 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。
オラクル、Java 26をリリース AI・暗号化機能を強化、生産性向上の10JEPを搭載 - 画像1

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次