Amazonや家電量販店でよく見かける「Baseus(ベースアス)」という充電器やケーブルのブランド。
「どこの国のメーカーなの?」「品質は大丈夫?」「Ankerとどう違うの?」——そんな疑問をお持ちの方は、多いのではないでしょうか。
この記事では、Baseusの本社所在地から会社の歴史、技術力、そして日本での展開状況まで、ブランドの実像を徹底的に掘り下げていきます。
購入を検討されている方はもちろん、「聞いたことはあるけど実態がわからない」という方にも、安心して判断できるだけの情報をお届けいたします。
Baseus(ベースアス)とは?ブランドの基本情報
Baseusはどこの国のメーカー?

Baseus(ベースアス)は、中国・広東省深セン市に本社を置くデジタルアクセサリーブランドです。
ブランド名は「Base on User(ユーザー本位)」という企業理念を組み合わせた造語で、2011年に設立されました。運営母体は深圳市时商创展科技有限公司(Shenzhen Times Innovation Technology Co., Ltd.)で、こちらの法人は2006年に設立されています。
深センは「中国のシリコンバレー」とも呼ばれるテクノロジー産業の集積地で、AnkerやUGREENなど、日本でも知名度の高いガジェットブランドが多数拠点を構えるエリアです。Baseusもその深センで生まれたブランドのひとつです。
Ms.ガジェットBaseusって名前の読み方がわかりにくいんだけど…何て読むの?
Mr.ガジェット「ベースアス」と読みます。”Base on User”(ユーザー本位)が由来なので、覚えやすいですね。
日本国内では、ベースアステクノロジージャパン株式会社(2022年1月設立)が製品の輸入・販売を行っており、ビックカメラ・ヨドバシカメラ・ヤマダデンキ・ケーズデンキ・ジョーシンといった全国の主要家電量販店、そしてAmazonなどのオンラインストアで製品を購入することができます。
Baseusの会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド名 | Baseus(ベースアス) |
| 運営会社 | 深圳市时商创展科技有限公司 |
| 設立 | 2011年(法人設立は2006年) |
| 本社所在地 | 中国広東省深セン市龍崗区坂田街道 |
| 日本法人 | ベースアステクノロジージャパン株式会社(2022年1月設立) |
| 事業内容 | デジタルアクセサリーの企画・設計・製造・販売 |
| 特許数 | 2,200件以上(公式発表) |
| デザイン受賞 | 140以上(公式発表。iF / Red Dot / CES Innovation Award等) |
| スローガン | “Base on User”(ユーザー本位) |
| 主要販路(日本) | ビックカメラ / ヨドバシカメラ / ヤマダデンキ / ケーズデンキ / Amazon |
Baseus(ベースアス)の歴史と沿革
創業から現在まで:Baseusの歩み

Baseusの歩みを年表形式で振り返ってみましょう。
- 2006年:運営母体である深圳市时商创展科技有限公司が設立
- 2011年:「Baseus」ブランドが正式に設立、中国で商標登録。スマートフォンケースなどのモバイルアクセサリーからスタート
- 2019年頃:製品ラインナップを大幅に拡充し、充電器・モバイルバッテリー・オーディオ機器・車載アクセサリーなど幅広いカテゴリーへ展開
- 2020年:GaN(窒化ガリウム)技術を搭載した65W USB充電器(BS-C915)を発売
- 2021年:充電器として世界初のQualcomm Quick Charge 5対応製品「CCGAN100」を発表
- 2022年1月:日本法人「ベースアステクノロジージャパン株式会社」を設立し、日本市場への本格進出を開始
- 2025年:CES 2025でCES Innovation Award 2件、TechRadar Pro Picks Award 2件を獲得
Ms.ガジェットわずか十数年でそこまで成長したの?すごいね!
Mr.ガジェットはい。スマホケースの小さなブランドから、世界180以上の国と地域で展開されるグローバルブランドへと成長した企業です。
Baseusの受賞歴・実績

Baseusは、国際的なデザイン賞を多数受賞しています。主な実績は以下のとおりです。
- iF Design Award — ドイツの権威あるデザイン賞を複数回受賞
- Red Dot Award — 2023年にSuperGaN 100W充電器、2025年にEnerGeek GT01パワーバンク等が受賞
- CES Innovation Award — 2025年に2製品が受賞
- TechRadar Pro Picks Award — 2025年に2製品選出
- Trusted Reviews Best in Show Award — 2025年CESで受賞
累計で140以上(公式発表)の国際デザイン賞を受賞しており、これはガジェットアクセサリーブランドとしては際立った実績といえます。
Baseusの特徴と技術力
Baseusの主要製品ラインナップ

Baseusは、デジタルライフ全般をカバーする幅広い製品を展開しています。
充電器・電源関連
- GaN(窒化ガリウム)USB急速充電器(20W〜140Wクラス)
- モバイルバッテリー(MagSafe対応モデルあり)
- ワイヤレス充電器
- 巻取り式USBケーブル(特許技術)
オーディオ機器
- 完全ワイヤレスイヤホン
- イヤーカフ型オープンイヤーイヤホン(BC1シリーズ)
- ヘッドホン
PC・スマホ周辺機器
- USBハブ / ドッキングステーション
- マウス / ノートPCスタンド
- スマホケース / スクリーンプロテクター
車載アクセサリー・スマートホーム
- カーチャージャー / スマートフォンホルダー
- AI対応ワイヤレスプレゼンター(Orange Dot)
特に充電器・モバイルバッテリー分野での存在感が強く、GaN技術を活用したコンパクトかつ高出力な充電器は、同社を代表する製品カテゴリーといえます。
Baseusのコア技術・特許

Baseusは2,200件以上(公式発表)の特許を保有しており、以下の技術分野に強みを持っています。
GaN(窒化ガリウム)半導体技術
従来のシリコン素材に代わるGaN半導体を採用することで、充電器の大幅な小型化と高効率化を実現しています。2021年には充電器として世界初となるQualcomm Quick Charge 5対応製品を投入した実績があります。
BPS II(Baseus Power Split II)電流配分技術
複数のデバイスを同時に充電する際に、各ポートへの電力を自動的に最適配分する独自技術です。安全性を維持しながらの効率的な同時充電を可能にしています。
巻取り式ケーブル特許 / 多規格急速充電対応
ケーブルの収納性と耐久性を両立する巻取り機構に関する特許や、PD3.0、QC4+、QC5、AFC(Samsung)、MTK(MediaTek)など主要な急速充電プロトコルに幅広く対応しています。
Baseusは信頼できるメーカーなのか?
品質管理体制と認証
Baseusは、自社で企画・設計・ブランド運営を一貫して行う「メーカー型企業」です。主な安全認証の取得状況は以下のとおりです。
- PSE認証(日本):モバイルバッテリーや充電器においてPSEマーク取得済み
- MFi認証(Apple):一部のiPhone用ケーブルで「Made for iPhone/iPod/iPad」認証取得
- FCC認証(米国):無線機能を持つ製品でFCC規制に準拠
- CE認証(EU):欧州市場向け製品でEU安全指令に適合
こうしたリコールが発生したこと自体は課題ですが、日本市場に正規の法人を構え、行政への届出を行い、対象製品の回収・返金対応を実施している点は、一定の体制が整っていることを示しています。
まとめ:Baseusはこんな人におすすめ
Baseus(ベースアス)は、中国・深センを拠点とするデジタルアクセサリーブランドで、2,200件以上(公式発表)の特許と140以上(公式発表)の国際デザイン賞が示すとおり、確かな技術力とデザイン力を持つメーカーです。
2022年には日本法人を設立し、全国の主要家電量販店やAmazonで製品を購入できるなど、日本市場での体制も着実に整備されています。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| GaN技術を活かしたコンパクトで高出力な充電器 | 日本でのブランド認知度はAnker等と比較すると発展途上 |
| 2,200以上の特許に裏打ちされた技術力 | 一部モバイルバッテリーでリコール事例あり(2024年) |
| iF / Red Dot / CES受賞のデザイン性 | カスタマーサポートの対応速度に改善余地 |
| 一部製品でAnkerより手頃な価格設定 | 製品ラインナップが多く選びにくい場合がある |
| PSE / MFi / FCC / CE認証取得の安全性 | |
| 日本法人設立済み、全国量販店で購入可能 |
Baseusが特におすすめの方:
- コスパの良いGaN充電器やモバイルバッテリーをお探しの方
- Anker以外の選択肢を比較検討したい方
- デザイン性にもこだわりたい方
- 最新の充電技術(QC5対応など)にいち早くアクセスしたい方
気になった方は、ぜひAmazonやお近くの家電量販店でBaseus製品をチェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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