産業用・半導体機器への監査レポートは本当に「無垢」か?
産業用・半導体機器のセキュリティ確保において、国際基準に準拠した検出ツールの導入は必須とされるが、ソフトウェア単体ではOS汚染によるレポート改ざんリスクを完全に排除できないという課題が残る。ワイセキュア株式会社は、こうした課題を解決すべく、自動スキャンツールや保守点検ソフトが生成するレポートの信頼性を物理層から担保する「ハードウェアRoot of Trust(信頼の起点)」を活用した新たな監査アプローチを提案する。

解決策:書き込み実行権限をデバイス側に保持し、信頼を固定化
ワイセキュアは、レポート生成プロセスの「起点」に物理的なハードウェア(USBトークン型HSM)を介在させることで、OS環境に依存しない「信頼の分離」を実現する。書き込み制御(Write Governance)により、ハードウェアによる書き込み制御を物理階層で強制し、未許可のプロセスによるデータ改ざんを完全に遮斷する。さらに、一貫した証拠能力の提供(Consistent Integrity)により、デジタル鑑識にも耐えうる「証拠能力」を確保する。

導入実績:台湾半導体エコシステムでの活用例
台湾の最先端半導体工場では、SEMI E187等のコンプライアンス遵守が不可欠となっている。こうした中、監査レポートの真正性を担保する手段として、スキャンツールベンダーに対してUSBハードウェアの採用を求める動きが顕在化してきた。実際に、台湾のある自動化ソフトウェアベンダーは、この「物理的信頼メカニズム」を導入。装置の出荷前から工場搬入後まで、一貫して同一の信頼された発行元による検査レポートを出力できる体制を確立した。その結果、顧客の厳格な情報セキュリティ監査をクリアし、サプライチェーン内での圧倒的な信頼を獲得している。

Ms.ガジェットパートナーとのエコシステム構築を強化
WiSECUREは、半導体・産業機器分野において、現場が安心して外部ツールを受け入れられる信頼基盤の構築を目指し、国内外のISV(独立系ソフトウェアベンダー)およびSIer(システムインテグレーター)パートナーとの連携を強化している。ベンダー各社が「ハードウェアによる信頼性担保」を検討する際には、WiSECUREが実装面を技術的に支援。既存ツールとの統合やプラグイン開発を通じ、物理層にRoot of Trustを組み込むアーキテクチャの確立を後押しする。



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