AnkerのNano Power Bankは、10000mAh、45W出力、巻取り式USB-Cケーブル内蔵ながらわずか223g。荷物を減らしたいミニマリストに響く一台です。
Nano Power Bank (10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)のスペック
| ブランド | Anker |
|---|---|
| 合計最大出力 | 45W |
| 単ポート最大出力 | 45W |
| ポート構成 | USB-C × 1, USB-A × 1 |
| 対応規格 | PD, PPS |
| バッテリー容量 | 10000mAh |
| 本体の最大入力 | 30W |
| サイズ | 36 × 82 × 51 mm |
| 重量 | 223g |
| 出力観点のコンパクトさ | 0.30 W/cm³ |
| 容量観点のコンパクトさ | 66 mAh/cm³ |
| 容量観点の重量比 | 44.8 mAh/g |
| パススルー充電 | 対応 |
| 残量表示 | 対応 |
| ケーブル一体型 | 対応 |
Nano Power Bank (10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)の評価

体感する軽さ、見過ごせない出力。手のひらサイズの高性能
10000mAhという容量を持ちながら、223gという一般的なスマートフォンよりも軽い数字は特筆に値します。サイズも幅82mm、奥行き51mmと手のひらに収まるコンパクトさ。しかし厚みは36mmと、ややずんぐりした印象は否めません。この小さな筐体から最大45W出力が可能で、スマートフォンの急速充電はもちろん、MacBook AirのようなノートPCまで対応できるのは驚きに他なりません。
ケーブル忘れの悩みと無縁。賢い巻取り式USB-Cケーブル
最も評価すべきは、本体に巻取り式のUSB-Cケーブルが内蔵されている点でしょう。これ一つで完結するため、別途ケーブルを持ち歩く手間や、バッグの中で絡まるストレスから解放されます。PD (Power Delivery) とPPS (Programmable Power Supply) にも対応しており、対応機器であれば最適化された高速充電が可能です。
10000mAhとパススルー。日常使いに堅実な実用性
容量は10000mAh。一般的なスマートフォンを約2回満充電できる現実的な数字です。また、パススルー充電に対応しているため、モバイルバッテリー本体を充電しながら、接続したデバイスへも給電できます。就寝前に両方セットすれば、朝には満充電という使い方ができ、日々の利便性は高いと言えます。
45W出力に水を差す30W入力。そして限られたポート数
高性能な45W出力の裏で、本体への充電が最大30Wに留まるのは惜しい点です。自身の回復力はそこまで速くありません。また、充電ポートは内蔵USB-Cケーブルと、別途USB-Aポートが一つのみ。同時に複数の機器を急速充電したい場面では、明確な物足りなさを感じるでしょう。
まとめ

Nano Power Bank (10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)のメリット
- ノートPCも充電できる45Wの高出力
- 10000mAhで223gという驚異的な軽量設計
- 巻取り式USB-Cケーブル内蔵で、ケーブルの持ち忘れと絡まるストレスから解放
- PD/PPS対応で幅広い機器を高速充電
- 本体充電しながら機器を充電できるパススルー機能
Nano Power Bank (10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)のデメリット
- 本体充電が最大30Wと、45W出力に見合わない遅さ
- 実質的な充電ポートは内蔵USB-CケーブルとUSB-Aポートが各1つのみで、複数台同時充電には不向き
- 36mmという厚みは、ポケット収納時などに存在感を主張する
こんな人におすすめ
荷物を極限まで減らし、ケーブルを持ちたくない人には最高の選択肢です。ただし、バッテリー本体の高速充電や複数機器の同時充電を重視するユーザーには、物足りなく感じるでしょう。
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