Anker製ながら、合計36W・単ポート12Wという旧世代の充電能力。USB-C非対応で、現代のニーズに全く応えられないカーチャージャーです。
PowerDrive+ 3のスペック
| ブランド | Anker |
|---|---|
| 合計最大出力 | 36W |
| 単ポート最大出力 | 12W |
| ポート構成 | USB-C × 0, USB-A × 3 |
| サイズ | 70 × 41 × 28 mm |
| 重量 | 51g |
| 出力観点のコンパクトさ | 0.45 W/cm³ |
| カーチャージャー | 対応 |
PowerDrive+ 3の評価

令和とは思えない、絶望的な充電速度
Anker製であることに期待したユーザーは、この「PowerDrive+ 3」の充電速度に愕然とするでしょう。単ポート最大12W、3ポート合計でもたった36W。これはかつてのスマートフォンをゆっくり充電するレベルです。最新のiPhoneやAndroidスマートフォン、タブレットなどを繋いでも、充電速度の遅さにイライラするだけ。もはや「急速充電」という言葉とは無縁の世界です。
USB-Cポート皆無、ケーブル選びに苦悩する旧世代
現代のガジェットにおいて、USB-Cはもはやデファクトスタンダード。しかし、この製品にはUSB-Cポートが一つもありません。全てがUSB-Aポートのため、お持ちのデバイスがUSB-C to Cケーブル対応の場合、別途USB-A to Cケーブルを用意する必要があります。この手間を考えれば、なぜ今この製品を選ぶのか、疑問符しか浮かびません。
唯一の救いは、その存在感の薄さか
わずか51gの軽さ、高さ70mm、幅41mm、奥行き28mmという驚異的なコンパクトさは、確かに評価できます。シガーソケットに挿し込んでも、ほとんど主張しないサイズ感は車内の美観を損ねません。しかし、この小型軽量ボディも、肝心の充電性能が現代のニーズと乖離している現状では、単なる虚しさしか感じさせません。
過去の遺物、今買う理由は皆無
Ankerという信頼できるブランド名に惹かれるかもしれませんが、「PowerDrive+ 3」はもはや過去の遺物です。性能スコアを見てもその立ち位置は明らか。現代の急速充電に対応したカーチャージャーが多数存在する中で、あえてこれを選ぶメリットは見当たりません。正直なところ、今から購入する価値は全くないと言い切れます。
まとめ

PowerDrive+ 3のメリット
- 51gと非常に軽量で、手のひらサイズのコンパクト設計
- 3つのUSB-Aポートで複数デバイスを同時に充電可能(速度は問わない場合)
PowerDrive+ 3のデメリット
- 単ポート最大12W、合計36Wという時代遅れの充電速度
- USB-Cポートが一つもなく、現代の急速充電規格に非対応
- 最新のスマートフォンやタブレットの充電には不向き
こんな人におすすめ
非常に古いUSB-Aデバイスしか持たず、充電速度を一切気にしない人以外には、全くお勧めできません。現代のガジェットユーザーは避けるべき製品です。
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