STマイクロエレクトロニクスが宇宙グレードのドライバを発表
STマイクロエレクトロニクスは、航空宇宙アプリケーションにおけるデータ速度の高速化をサポートするLVDS(低電圧差動信号)ドライバ「RHFLVDS41」を発表しました。

同製品は、最大600Mbpsのデータ伝送速度を実現し、QML-V認定を取得した製品として、新たな性能基準を確立したとのことです。QML-Vとは、米国防総省が定める宇宙機器向けの品質規格のことです。
幅広い動作電圧範囲と高い信頼性
RHFLVDS41は、2.3Vから3.6Vの広範な動作電圧範囲を備えています。最新の低電圧ロジック/低電源電圧のJEDEC規格(TIA/EIA-644)に加え、従来のCMOS製品にも対応していると発表しました。
また、4.8Vの絶対最大定格(AMR)、300krad/sの最大ドーズ量(TID)、8kVのESD(静電破壊)耐性を備えており、高いレジリエンスと信頼性を実現しているとのことです。さらに、重イオン耐性も備わっています。
小型化とサプライチェーンへの対応
RHFLVDS41は、基板面積の有効活用と信号伝搬長の均一化に役立つ、利便性の高いフロースルー・ピン配置を採用しています。これにより、宇宙グレードの高速インタフェースと発振器モジュールにおける重量と配線の複雑さを軽減できるとしています。
同製品は、米国輸出管理規則(EAR99)に準拠しており、米国やアジアなど世界中の組織でのサプライ・チェーンに関する取り決めに容易に対応できると説明しています。ヨーロッパで開発され、フランスのSTのレンヌ工場で製造されています。
入手方法とパッケージ
RHFLVDS41は、一般的なFlat-16(FP16)パッケージで提供されます。小型・軽量化が重要なアプリケーション向けには、ベア・ダイ(パッケージなしのチップ)としての提供も可能です。
現時点では、エンジニアリング・モデルおよびフライト・モデルが入手可能です。サンプル提供や入手方法、価格については、STのセールス・オフィスまたは販売代理店までお問い合わせくださいとのことです。
Ms.ガジェット最後までお読みいただきありがとうございました!
- 本記事の評価は当サイト独自のものです。
- 特段の表示が無い限り、商品の価格や情報などは記事執筆時点での情報です。
- この情報が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
- 当サイトに記載された商品・サービス名は各社の商標です。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

