基本合意書の締結について
古野電気株式会社(以下、当社)は、Xona Space Systems, Inc.(以下、Xona社)と、LEO PNTを活用した次世代の測位・時刻同期ソリューション開発のための基本合意書(MoU)を締結しました。

この合意を通じて、両社は互いの技術力と事業の強みを活かし、先進的なLEO PNTソリューションの開発を進めていく方針です。
これにより、新たな事業機会の創出を目指すとしています。
Ms.ガジェット基本合意書締結の背景
GNSSへの依存リスクの高まり
近年、社会インフラや通信システムはGPSをはじめとするGNSSに大きく依存しています。しかし、妨害やなりすまし、障害といったリスクが顕在化しているとのことです。


米国では、GNSSに過度に依存しない測位・時刻同期手段の確保が国家的な方針として位置付けられています。
当社は、このような国際的な動向を踏まえ、GNSSを補完・代替し得る技術としてLEO PNTに着目し、製品化を検討しているとしています。
Ms.ガジェットXona社について
Xona社は、商用のLEO PNTシステムであるPulsarを開発する米国のスタートアップ企業です。

測位および時刻同期に特化した258機で構成される独自の低軌道衛星群を開発しています。
Pulsarの信号はGPSの約100倍強い特徴を持ちながら、GPSなどのGNSSとの信号仕様の互換性を確保している点が特徴です。
この互換性により、既存のGPS/GNSS用のアンテナや受信機の技術資産を流用でき、開発コストの削減と社会実装までの時間短縮が期待されています。
Ms.ガジェット次世代衛星測位技術「LEO PNT」の概要
LEO PNTは、地表から約1,000kmに配備された200~400機の人工衛星群からの信号を受信し、自動車や船舶などの移動体における測位や、5G/6G通信などの無線通信に必要な時刻同期を実現する技術です。

GPSと比較して、地球により近い人工衛星を利用するため、地表ではGPSの約100倍強い信号を受信可能です。
この利点を活かし、妨害に強く、より高精度・高信頼な測位と時刻同期の実現が期待されています。
Ms.ガジェット今後の展望
Xona社が開発するPulsarを当社製品に統合することで、GNSSとの併用による製品性能の向上や、GNSSに代わる測位・時刻同期手段の提供が可能になるとのことです。
特に、無線通信での利用が見込まれる時刻同期領域においては、GNSSへの過度な依存が課題となっており、GNSSに代わる手段を供給することで、その依存度を低減し、より堅牢な無線通信を実現できるとしています。
当社は、事業ビジョンである「安全安心・快適、人と環境に優しい社会・航海の実現」のもと、時刻同期技術のさらなる向上と信頼性強化に努め、重要インフラを支える技術基盤として業界の発展に貢献していく方針です。
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