アンリツ、Skylo認証を取得
アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、Skylo Technologies, Inc.(本社:米国カリフォルニア州)との協業により、同社が定める非地上系ネットワーク(NTN)仕様に対応したRF(無線周波数)およびプロトコル試験用テストケースの認証を取得したとのことです。

本認証取得により、アンリツの試験プラットフォーム「ME7873NR」「ME7834NR」は、Skylo向けRF・プロトコル試験が包括的に可能となり、NB-IoT NTNデバイスが3GPP Release 17に準拠したSkyloネットワーク上で確実に動作することが保証されます。
NTNの重要性とSkylo社の役割
近年、従来の地上ネットワークが届きにくい領域での通信ニーズが高まっています。これを受け、衛星と地上ネットワークを連携させた通信の重要性が増しているとアンリツは説明しています。
Skylo社のNTNは、省電力・低コストかつ高信頼なNB-IoT通信を提供し、農業、物流、海事、鉱業などの分野で活用されています。NB-IoT(Narrowband IoTのこと)は、狭い帯域幅で通信を行う技術です。
試験プラットフォームの機能
今回認証を取得した試験プラットフォーム「ME7873NR」「ME7834NR」は、自動化された再現性の高い試験環境を提供します。これにより、Skylo社向けNB-IoT NTN対応のチップセット、モジュール、デバイスの検証に対応可能です。
3GPP(携帯電話の技術標準化団体)が規定する4G/5GプロトコルにNTN固有パラメータを組み合わせることで、実ネットワークに近い環境を正確に再現し、試験時間の短縮とデバイスの早期市場投入に貢献するとアンリツは述べています。
また、地上ネットワークと非地上系ネットワークの両方に対するエンドツーエンドの検証を単一環境で提供し、衛星チャネル条件や軌道ダイナミクスをリアルにエミュレートすることで、デバイス性能を総合的に評価できるとのことです。
関係者のコメント
Skylo Technologies共同創業者兼CTO Andrew Nuttall氏は、「アンリツとの協業を通じ、NTN領域におけるイノベーションをさらに加速できることを大変嬉しく思います」と述べています。
アンリツ モバイルソリューション事業部長 横尾 大三郎氏は、「Skylo社との協業は、NTN技術の進化に向けた重要な一歩です」とコメントしています。
Ms.ガジェット今後の展望
Skylo社は3GPP Release 17仕様に準拠しながら、衛星ネットワークでの性能と相互運用性を向上させる“Standards Plus”拡張機能を開発しています。これらの拡張仕様に対応し認定されたデバイスは、拡大するNTNネットワークを通じて強固な接続性と円滑なユーザー体験を提供するとアンリツは説明しています。
アンリツは今後もSkylo社との協業を通じ、5Gデバイス開発を支援し、グローバル市場におけるデータ・音声・メッセージングの円滑な接続環境の実現に貢献していく方針です。
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