スピーカーレス音響「SOUNARIA Display」とは
株式会社アルテックスのSOUNARIA Projectは、スピーカーを置かずに什器や素材そのものを“音源”として活かす音響アプローチ「SOUNARIA」のプロトタイプ「SOUNARIA Display」を公開しました。

SOUNARIAは、楽器が木や金属など素材自体の振動で音を奏でるように、空間の要素に音を“宿す”ことを目指しています。従来のスピーカーのように音を「追加する」のではなく、空間にある素材を“共鳴体”として活かすアプローチです。
この技術は、米国で組込み音響や“スピーカーレス(インビジブル)音響”領域で採用実績のあるBongiovi DPS技術をベースに、空間体験として再構成したプロトタイプです。
Ms.ガジェット実空間での検証(PoC)を開始
同社は、完成品の性能を数値で示すことよりも、この“音の在り方”が実際の空間に自然に馴染むかどうかを確かめたいと考えています。そのため、実空間での検証(PoC)を通じて、以下の観点で「相性」を確認し、活用条件を整理していきます。

- 空間の雰囲気を壊さずに音が“存在”できるか
- 「どこから鳴っているのだろう?」という自然な気配が生まれるか
- 運用負担や管理リスクが現実的か
現在、企業エントランスでのPoCを含む複数件の共同検証が動き出しています。
Ms.ガジェットPoCへの協力募集
株式会社アルテックスは、共同検証(PoC)や取材にご関心のある企業・施設・店舗の皆さまから、導入前提なしで相談を受け付けています。

PoCの進め方は以下の通りです。
- 期間:数日~1週間程度(目安)
- 費用:原則無償(※条件は個別相談。実費が発生する場合は事前協議)
- 設置:電源1口のみ(工事不要)
- 音の内容:貴施設の用途・雰囲気に合わせて調整可能
- 対応:設置・撤収は当方で対応(※設置条件により調整)
- 実施時期:2026年3月上旬以降、順次。
機材台数に限りがあるため、2026年3月~5月期間内は最大6箇所程度の実施を予定しています。
Ms.ガジェット背景:空間に「音」を置く難しさ
店舗や展示空間などで音は体験価値を高める一方、スピーカーの存在感や配線、設置工事などが、空間の雰囲気や意匠を壊してしまうことがあります。SOUNARIAは、視界を乱さず、工事を増やさず、空間に溶け込む音を目指しています。

SOUNARIA Displayは、展示台・展示ケースなどの什器そのものを音の存在地点に変えることで、空間の雰囲気を壊さずに“気配としての音”を添えることを目指したプロトタイプです。例えば、企業エントランスに飾られたトロフィーに音の気配をまとわせ、自然な注目を促せる可能性があります。
Ms.ガジェット今後の展望
株式会社アルテックスは、今後も実空間での検証を重ねながら、活用条件を整理し、SOUNARIAの可能性を追求していくとしています。実空間で「相性」を確かめ、活用条件を整理するPoC-firstのアプローチを通じて、新たな音響体験の創出を目指します。

Ms.ガジェット

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